ノンジアミンカラーのメリットデメリットとは?ノンジアミンカラーに関する疑問を解決!

ノンジアミンカラーのメリットデメリット

この数年で美容室でもお客様から人体にやさしいヘアカラーとしてノンジアミンヘアカラーのリクエストをよく頂くようになりました。

今回は、ノンジアミンカラーに関する疑問についてお答えします。

クリックできる目次

ノンジアミンヘアカラーとは?
ジアミンとは何か?
ジアミンアレルギーとは何?
アートノイズのノンジアミンヘアカラーとは?
ノンジアミンカラーの仕組みや特徴
ノンジアミンヘアカラーのメリットとデメリットについて
ノンジアミンカラーは黒や濃い色味以外でも染まる?
ノンジアミンカラーは明るい色も染める?
Q.ノンジアミンカラーは白髪も1回で染まりますか?
Q.色持ちはどれくらいですか?
Q.通常のヘアカラーとの違いは?
Q.ヘアマニキュアと何が違うの?
Q.カラートリートメントとの違いは?
Q.パッチテストは必要?
アレルギーでなくてもノンジアミンカラーがおすすめの理由とは?
Art-Noiseのノンジアミンカラーとは?

ノンジアミンヘアカラーとは?

この数年、美容室ではノンジアミンヘアカラーという言葉をよく聞くようになりました。

流行りの言葉のように思われている方も多いようですが実はノンジアミンカラーが話題になる理由がしっかりとあるのです。それは近年ではアトピー性皮膚炎を初めとする多種多彩のアレルギーが存在し、人々の生活環境を脅かしています。

そんな中で過敏にアレルギーの反応を起こしやすい方もかなり多くなり社会問題となっている現状があります。その中でジアミンは古くからヨーロッパなどでは、その毒性に注意がはかられ使用する際にはなんらかの副作用がある事を認識して使う方が多いのです。

しかしアジア人の髪は殆どが黒髪で、ジアミン色素があれば簡単にアジア人の髪色をカバー出来るので、その毒性はあまり表沙汰にされないで今年まで来ていたようです。しかしこの数年の間でジアミンという物質に対してアレルギーを気にする方が増え続けています。

それはジアミンによるアレルギー症状の報告があとを経たない現状があるからのようです。ですからこの数年で美容室でもお客様から人体にやさしいヘアカラーとしてノンジアミンヘアカラーのリクエストをよく頂くようになりました。

これからの時代アレルギー物資が増え続け、何がアレルギーを起こしやすい物質なのかを一般の方も知り自らを守る必要もありますので、しっかりとジアミンの事もご理解頂ければと思います。

ジアミンを使用しないヘアカラーとして、ノンジアミンカラーは頭皮や髪に優しい最新のヘアカラーになります。

ただ人体に優しいヘアカラーという事ではなくジアミンの恐ろしさを知った上でノンジアミンカラーの安全性を理解して頂きたいと思います。こちらではノンジアミンカラーの事を事細かく説明させて頂きます。

今後のアレルギー対策の1つになりお役にたてれば幸いです。

ジアミンとは何か?

ジアミンとはヘアカラーで黒やブラウン系の色味を出す為に、簡単に使用して綺麗に染まる色素に含まれる成分の事です。

特にアジア系の人種は元々の髪の色が黒髪やブラウン系の濃い髪色の場合が多く、古くからヘアカラーをはじめ、白髪染めにジアミン色素が使われてきましたが、それが当たり前のようになり現在に至っていました。

しかし近年このジアミン色素を使用するヘアカラーを継続的に使いアレルギーを起こしてしまったという報告を沢山受けるようになり問題を引き起こしています。

ヨーロッパではこのジアミンの高い毒性を懸念して、ヘアカラーにはジアミン色素を使用する事自体が禁止されています。

アジア系の人種は黒やブラウン系の髪色が多い事からジアミン色素が使われ続けてきましたが、これ以上使用し続ける事でアレルギー症状の出る人が後を絶たない状況になると言われています。

池袋美容室のアートノイズでもオープンした16年前と比べ、肌が弱いアレルギーでカラー出来るか心配だというお客様が後を絶たない状況になりつつあります。

そのような状況の中、アートノイズから少しでもカラーによるアレルギー症状を起こさないようにとノンジアミンカラーを導入するに至りました。

ジアミンによる反応は1度出るとかなり厄介ななります。少しでも肌が弱かったりカラーをした後にカユミが出たり赤くなる方は特に早くノンジアミンヘアカラーに変える事をお勧めしています。

アートノイズはノンジアミンヘアカラーを扱い始めて5年の実績があります。色々な状況に対応出来ますので気になった方は是非1度ご相談ください。今迄にカラーがどうしても出来なかった方もこのノンジアミンヘアカラーでカラーが実現した例をいくつもアートノイズでは実現してきています。

ジアミンアレルギーとは何?

ジアミンアレルギーとは長い間、体内にジアミンが蓄積され起こるアレルギーの症状の事です。ただジアミンと一言で言っても沢山の種類があり、全てのジアミンがアレルギー症状を引き起こす訳ではありません。

ヘアカラー剤にはアレルギーを引き起こしやすいと言われる色素成分が多く含まれている事が殆どなのです。それが理由でアレルギーを起こす事が多く最近、話題に上がる事が増えているのです。

ジアミンアレルギーはジアミン色素が原因で起こるアレルギー接触炎の事なのです。全てのジアミンがアレルギーの原因になる訳ではありませんが、ヘアカラー剤ではパラフェニレンジアミンが特にアレルギーを引き起こす可能性が高い事で最近ではよく話題に上がっています。

パラフェニレンジアミンでアレルギーを一旦起こしてしまうと化学構造が似た成分が沢山あり、その全てにアレルギー反応を起こす可能性が高くなり、よりアレルギー反応への注意が必要になる事があります。

そのパラフェニレンジアミンに似た化学構造の成分は沢山ありますが、ミタアミノフェノールやルトエンジアミンやバラアミノフェノールが代表的なものになります。

更に酸化染料が原因でアレルギーを起こす場合も含め美容業界ではジアミンアレルギーと呼ばれる事もあります。通常のヘアカラーやお洒落染め、グレーカラー、白髪染め、ファッションカラー、アルカリカラー、ヘアタイ、と言われるカラーは全て酸化染料剤に含まれます。

ジアミンによるアレルギーの症状や反応はその人により異なりますが、痒くなったり、赤みが出たり、ヒリヒリしたり、かぶれたり、湿疹が出たり、晴れたりといった反応が殆どです。

しかしひどくなると顔面が腫れたりアナフィラキシーのような症状を引き起こし、敏感に反応するようになります。このような症状が出る前に少しでも早くジアミン性の成分が配合されたヘアカラー剤使用を避けノンジアミンヘアカラーを使いヘアカラーをして頂きたいと思っています。

アレルギー反応は1度出てしまうと他の似た成分にも反応を起こす事が多くなりカラーでお洒落をする選択肢もアレルギーにより狭めてしまう恐れがあるのです。

そのような事になる前にその状況から回避して安全性の高いヘアカラーのノンジアミンヘアカラーに変更する事をお勧めします。

アートノイズのノンジアミンヘアカラーとは?

ノンジアミンヘアカラーとは名前の通りジアミンを使わないヘアカラー剤のことです。

ジアミンを使う事でヘアカラーの染まりを容易にしてきた分、アートノイズが使用しているヘアカラー剤はジアミンを含まないカラー色素を沢山配合し、ジアミン配合のカラーに負けないくらいの発色を実現しています。

結果的にジアミンを使わなくても通常のヘアカラー同様に染める事が出来ているという事になります。アートノイズではそのカラー剤のことをノンジアミンヘアカラーと呼んでいます。

お店によっては、同じようなカラー剤でも若干のジアミンが入っているカラーを低ジアミンヘアカラーと呼ぶこともあるので注意が必要です。

ジアミンアレルギーは1度反応を起こすとその後はほんの1ミリのジアミンでも反応を起こします。ジアミンの量が少ないからと言っても全く安全では無いのです。

またマニキュアやヘナカラーも広い意味ではノンジアミンカラーと呼ぶことも出来ます。しかしただジアミンが入っていないのですが染まり方が全く違うので、どのような仕上がりになりたいのかでカラー剤の選び方は異なってきます。

更にアートノイズでは完全にジアミンを使用していないカラーを使用し、タオル、カラークロス、スタイリストが使う手袋、ハケ、シャンプーをする際のシャンプークロス、首枕、全てを専用のものを使うセイフティーコースというものも準備しています。

実はここまでして本当の意味でのノンジアミンヘアカラーということが言えます。

カラー剤だけをノンジアミンにしても手袋、クロス、タオル、シャンプークロス、などにジアミンが一ミリでもついていれば、人体に吸収され1度反応を起こしている方は反応が出てしまうのです。

アートノイズではここまで徹底してノンジアミンヘアカラーを行なっています。ですから安心してノンジアミンヘアカラーを受ける方が続出しているのです。

こちらのコラムではノンジアミンカラーの種類を含め沢山の事をお知らせしていますが、ご自分が何に悩みを持ち仕上がりはどうなりたいのかを考えてノンジアミンカラーを体験して頂ければと思います。

どうしてよいかわからない場合は、アートノイズに何時でもお問い合わせください。どんなに小さい事でも相談にのらさせて頂きます。

ノンジアミンカラーの仕組みや特徴

ノンジアミンカラーには通常のヘアカラー剤にはあまり配合されない塩基性染料とHC染料を配合しています。

その塩基性染料は髪をコーティングする役目がありHC染料は分子が細かく髪に浸透しやすい特徴があります。HC染料で髪に色を浸透させ塩基性染料で髪の表面をコーティングする事で、カラーの持ちと浸透を良くする事が出来るのです。

ですから、ノンジアミンカラーをやった方は色持ちが長く続き好みの髪色を長く楽しむ事も出来るのです。ノンジアミンカラーには通常のヘアカラー剤に含まれる酸化染料が含まれていないのでジアミンによるかぶれや反応の心配は一切ありません。

更に低アルカリのカラー剤なので髪や頭皮へのダメージも通常のヘアカラー剤よりかなり低いのです。アンモニアによる刺激臭もなく明るい色にしなければ、通常のカラーで使用する過酸化水素も使わずにカラーをする事も可能になります。

またトリートメント成分を主体とした内容成分の為、仕上がりはシットリとしなやかになる傾向にあります。

アルカリ剤が通常のヘアカラーより少ないという点においては髪質にもよりますが、カラーの持ちが悪くなる事もあります。しっかりとメリットとデメリットをご理解した上でノンジアミンカラーをお受けになる事をお勧め致します。

ノンジアミンヘアカラーのメリットとデメリットについて

ノンジアミンヘアカラーのメリット

ジアミンか入っていないのでジアミンアレルギーの反応が起きない。
低アルカリでアルカリによる髪や頭皮などへのダメージや刺激が極めて低い
アンモニア臭などの刺激臭が少ない。ツンとくる嫌な臭いが殆ど無い
ある程度暗めのトーンなら過酸化水素も使わないので安心施術も可能
白髪も1回の施術で染める事が出来る
根元から染める事が出来る(頭皮について問題無)
かなり明るい色にする事も出来る
沢山の色があるので好みのバリエーション色を楽しめる
トリートメント成分が沢山配合されているので仕上がりはシットリツヤツヤに

ノンジアミンヘアカラーのデメリット

既製色が少ない(調合が必要になる)
通常のヘアカラーに比べると色持ちの期間が短くなる事がある。
髪質にもよりますが、白髪がなかなか1度で染まらない事がある。

ノンジアミンカラーは黒や濃い色味以外でも染まる?　

ノンジアミンカラーには黒以外の色もあります。

どうしても肌に優しいとかアレルギーが出づらいというと濃い色しか無い、染まりづらいと言う認識が付いてしまいますが、ノンジアミンカラーには沢山の色があり、沢山の好みに対応する事が出来ます。

ブラウン、アッシュやピンクや暖色系やバイオレット、オレンジ、ラズベリーなどにも対応可能です。それらの色をミックスする事で無限に色みを楽しむ事も出来ます。

また白髪染めやグレーカラーだけではなくファッションカラーやお洒落染めにまで対応可能です。グレージュ、ミルクティー、ピンクアッシュ、ブルージュなどの今流行りの色にも対応可能です。

通常のカラー剤に比べ、色味が少ないのは事実ですがミックスして調合する事で通常のカラーのバリエーションに引けをとりません。

ただセンス良く調合する必要があるので、数多くジアミンカラーをやっているサロンのスタッフがより良い仕上がりを実現できるのが現状でしょう。

ただこれは通常のカラーもメーカーを変える事で色の出方が違い、慣れるまで思った色が表現できないという事もあります。ですから長い期間ジアミンカラーを扱っているサロン程、沢山の色味に対応しやすい、慣れているという事が言えるのです。

アートノイズでは3種類のジアミンが配合されていないカラー剤からお客様の髪質やお好みに合わせて、ノンジアミンのカラー剤をチョイスして1番良い仕上がりになるように努めています。

アレルギーや肌が弱い方だけでは無くお洒落に優しく髪に負担をかけたく無い方もノンジアミンカラーをお試しください。

アートノイズでは通常のカラー剤よりもファッションカラーやお洒落染めをする確率はノンジアミンカラーでやる方の方が圧倒的に多いです。

そしてノンジアミンカラーで染めた感想として、施術中は滲みない、痒くならない、

染めた後は、髪が通常のカラーよりも傷まない、そして髪が柔らかくなったと評判は上々です。

ノンジアミンカラーは明るい色も染める?

ノンジアミンカラーで明るく染める事は可能です。比較的に通常のカラーに近い感覚で明るく染める事は可能になります。

ノンジアミンカラーも通常のヘアカラー同様に、ライトナーやブリーチ剤を兼用して染める事も可能になります。

通常のカラー剤のように単色で染める事はもちろん、ハイライトやグラデーションやバリヤージュなどのファッション的なカラーにも対応する事が出来ます。

グレーカラーや白髪染めでも黒髪のファッション的なカラーでも、デザイン性の高いファッションカラーでも充分に対応する事が可能です。

デザインのバリエーションが高いノンジアミンカラーですが、髪に負担をかけづらい利点もあるので、色味やカラーバリエーションに飽きたら、他のカラーに変えても通常のカラー剤より髪に負担をかけないのもノンジアミンカラーの特徴の一つにあげられます。

多くの人がカラーのバリエーションを変えたい事が多いと思いますが、そんな時は是非、髪に負担のかかりずらいノンジアミンカラーで染める事をお勧めします。

アートノイズで使用するノンジアミンカラー剤は、トリートメントも多く配合されていますので仕上がり感も扱いやすいと評判です。どうせ染めるなら髪や頭皮になるべく負担がかからないノンジアミンカラーがお勧めです。

アートノイズのお客様も最近では、通常のファッションカラーやお洒落染めをする方も、どうせ染めるならなるべく負担のかからないようにしたいとノンジアミンカラーに変更する方がかなり増えています。

ジアミンが入っていないという事と通常のカラー剤よりアルカリ剤が少ないという事で、現在沢山の方から要望が多いヘアカラーとしてノンジアミンカラーは認識し始めています。

Q.ノンジアミンカラーは白髪も1回で染まりますか?

殆どの方は1度の施術で白髪にもしっかりと染める事が出来ます。ノンジアミンカラーは髪に浸透しやすい色素と髪の表面をコーティングするタイプの2種類の色素のメカニズムを上手く利用する事で白髪にもしっかりと染める事が出来るのです。

通常のヘアカラーでもなかなか1度で染まらない方などは、ノンジアミンカラーでも1度で染まらない方も中にはいます。そんな場合は、もう1度染めて色をカバーしていきます。

ノンジアミンカラーは自然な仕上がりが良く好まれるカラーです。初めてカラーをする方でも自然に染めあがるので、違和感無く過ごせるでしょう。

しっかりくっきり染める場合は、そこまではならないので、スタイリストと仕上がりのイメージをしっかりと話し合い、ノンジアミンカラーを行なって頂くと満足頂けると思います。

このようにジアミンアレルギーが無い場合は、通常のヘアカラーの方が良い場合もありますので、スタイリストとしっかりカウンセリングを行う必要もあります。

なかなかノンジアミンカラーはしっかり染まらないとネットでは書かれている事もありますが、美容室で扱っているノンジアミンカラーのメーカーや薬剤が異なりますが、ノンジアミンカラーは染めるのにテクニックが必要なところがあるのは事実です。

私どもがお勧め出来るのは、なるべくノンジアミンカラーに慣れたサロンを選ぶ事で、沢山の対処が出来るのでそのようなサロンを選びをお勧めします。

もちろんアートノイズではノンジアミンカラーのお客様がかなり多いので、宜しければご相談ください。年間で1,000人を超えるお客様を、ノンジアミンカラーで行っているので、色々な対応をする事も出来ます。

Q.色持ちはどれくらいですか?　

ノンジアミンカラーの色のもちは髪質や染める色にもよりますが、3週間から5週間ほどになります。3週間くらい経つと少しずつ色が抜け始め少しずつ染める前の髪色に戻っていきます。

通常のヘアカラーは急に色が抜けてしまう傾向にありますが、ノンジアミンカラーは少しずつ色が抜けていくので若干、色が抜けやすいデメリットもありますが、少し色が抜けていくのでいわゆるプリンには逆になりにくい利点にも繋がります。

またノンジアミンカラーは、染めて3から4日は若干の色落ちがしやすいと言われています。その間はタオルにカラーの色が付きやすいので、髪をふくタオルには気をつけて、色が付いても目立たないタオルを使うようにしてください。

同じように枕に色が付く事もあるので、タオルなどでカバーする事をお勧めします。染めた日は、少し希望色よりも少し暗くなる位の色みが、丁度いい色みが長く続くので、退色を楽しんで少し暗めに染める事をお勧め致します。

このように通常のヘアカラーに比べ多少考える必要もありますが、これに慣れると逆に染めたてと違う少しずつ変化する色を楽しむ事も出来ます。

しっかりと染めるには、やはり通常のカラーの方が染まりますが、自然な染まり上がりや自然な退色を望むならノンジアミンカラーをお勧めします。

しかし、最近では自然な染まり方を望む人が多く、そちらの方がお洒落な印象を醸し出すのではないでしょうか。最近では沢山のカラー剤がありますが、そのカラー剤の染まり方に合ったヘアカラーを楽しむ事が無理をせず希望色を維持出来る秘訣のように思います。

Q.通常のヘアカラーとの違いは?　

通常のヘアカラーは、髪の芯部までしっかり染まり、ノンジアミンカラーに比べて色もちは良く、2ヶ月くらい色持ちすると言われています。

黒い色に染めると半永久的に色持ちします。

しかし髪が伸びると、染めた部分とまだ染めていない部分の境界線が境目がしっかりと付いてしまうので、ある程度しっかり染まってもその境界線が気になり、結局はノンジアミンカラーと同じ位の周期で染め直す事になるようです。

ノンジアミンカラーはごく自然に染まり、3週間前後で徐々に色落ちが始まり染める前の髪色に戻ってゆきます。

染めた部分は少しずつ色みが退色してゆくので、新生部との境目が目立たないので不自然な段差が出る事はありません。

ジアミンアレルギーではない方で、しっかり染めたい方や色を長持ちさせたい方には、通常のヘアカラーをお勧めする事もあります。もちろんジアミンアレルギーが心配な方や、施術中のいやな匂いがいやな方や髪や頭皮のダメージが気になる方や抑えたい方はノンジアミンカラーをする事をお勧めします。

通常のヘアカラーと比べ様々な違いがありますが、迷った際にはノンジアミンカラーに詳しい美容師に聞くのが1番早いと思われます。

アートノイズへは様々な理由で通常のカラーか、ノンジアミンカラーかでお悩みの方が沢山みられます。そんな方はアートノイズにお越し頂ければ、親切丁寧に説明しお客様に1番合った内容を提案させて頂きます。

宜しければお問い合わせください。

Q.ヘアマニキュアと何が違うの?　

ヘアマニキュアはタール系の酸性染料を使い、髪の表面にコーティングさせる事で、髪に色を付けていくヘアカラーになります。

ヘアマニキュアをして4週間程度で少しずつ色が落ちると言われています。毎回、ヘアマニキュアで染める事で、マニキュアのコーティングが抜けづらくなるので、若干のもちは良くなると言われていますが、1か月が限界のようです。

またヘアマニキュアは酸性染料という事もあり髪に負担はあまりかかりません。

また、白髪に染めた時には自然に違和感なく染まるのも特徴の1つになります。しかし、通常のヘアカラーのように脱色する作用は無いので、黒髪部分は殆ど変わらないと思ってください。またコーティング成分が髪に艶やハリコシを与えます。

デメリットとしては、頭皮に付くとなかなか取れない、カラーチェンジが難しい、パーマがかかりづらくなるという事が挙げられます。

最近流行りのハイトーンカラーでは、1度ブリーチやライトナーで髪を明るく、ヘアマニキュアをする事で鮮やかな色味を作る事もでき、活用されています。

ただ根本から色味をしっかり楽しみたいときには、ノンジアミンカラーや通常のカラーの方がお勧めです。

ヘアマニキュアやノンジアミンカラー、通常のヘアカラーの染まり方や特徴に合った仕上がり感を目指す事で、そのカラー剤の利点を活かせるので、より自然な感じに仕上がるでしょう。

ヘアマニキュアとノンジアミンカラーの違いは、ノンジアミンカラーは根本から染められるがヘアマニキュアは根本を少しあける必要がある、ノンジアミンカラーは色味がそれほど多くないが、ヘアマニキュアは沢山の色味がある。

ノンジアミンカラーは脱色作用があるので黒髪にも色が入るが、ヘアマニキュアは脱色作用が無いので黒髪にはあまり入らない。

このような違いがありますが、結果どのようになりたいか悩みは何かによって必要なカラーをチョイスして行う事が大切です。

Q.カラートリートメントとの違いは?

浸透性が高い色素とコーティング性の色素を使ったノンジアミンカラーは、よく通販やドラックストアーで販売されているカラートリートメントに似ていて、親戚のようなカラー剤になります。

しかし、私どもがサロンで扱うノンジアミンカラー剤は、美容師免許を持った歴としたプロ用です。

やはりドラックストアーなどで売られている家庭用と比べ仕上がりが違い、扱い方もプロではなくては扱えない仕様になっています。

市販のカラートリートメントではなかなか白髪には色は入らず数回続けてやる必要があります。また何度も染めてやっと白髪に色が入ってもほんの1週間程で色は抜けてしまいます。

ですから、かなり定期的に染める必要があります。染め上がりもあまり色がしっかり入っている印象はありません。

色の種類もかなり少なくブラウン、ダークブラウン、ブラック、といったところでしょうか。ですから、カラートリートメントを家でやる方はたまに美容室で全体的に色味の調整などを行なった方が良いでしょう。

ノンジアミンカラーはカラートリートメントと似た成分で作られていますが、成分調整や施術行程やテクニックを工夫する事で3から4倍くらいの色のもちを実現しています。

また、家庭用のカラートリートメントのようにブラウンやブラック系の濃い色味のものだけではなく、暖色系や寒色系を初め沢山の色に対応しています。

美容室で1度ノンジアミンカラーでしっかりと染め、そのノンジアミンカラーが抜け始めた時に補助ように扱うのがカラートリートメントは1番良いと思います。

やはり病院でも医師でしか扱えない薬剤があるように、美容室で扱う商材や薬剤も家庭用とは効果も持続力も違うのです。

Q.パッチテストは必要?

アレルギーを起こした事がある方や肌が弱い方には、数日前にパッチテストを行う事を勧めます。パッチテストは、アレルギーやかぶれたた症状が起こるかを判断する事が出来る検査です。

数種類の色味のノンジアミンカラー剤でテストを行う事で安全にノンジアミンカラーの施術を受ける事が出来ます。ノンジアミンカラーにはジアミンは入っていません。ですからジアミンアレルギーの方は安心して染められます。

ただし、アレルギー反応はどんな成分でも起こす可能性はあります。ノンジアミンカラーでも美容室によって扱うメーカーや種類も異なるので、サロンを変えた時には必ずパッチテストを行なってください。

また今迄アレルギーを起こさなかった成分でもある日急にアレルギー反応起こす事もあるのです。定期的なパッチテストをお勧めします。

またアレルギー以外でもカラー剤に含まれるアルカリ剤で頭皮が滲みたりかぶれる事もあります。パッチテストを前もって行う事でそのような事を未然に防ぐ事も出来るのです。

パッチテストのやり方は腕の内側の部分に希望色の薬剤をテスト液として、ごく少量塗布して、まる2日48時間、異常が起きないかテストし確認します。

カラー剤によるアレルギー反応は24時間過ぎた後に強く起こる事が多く、24時間以上の48時間パッチテストを行う事が通常です。

パッチテストを行う所要時間は5から10分程です。手軽に簡単に行えるので是非定期的なパッチテストを行なってください。

アレルギーでなくてもノンジアミンカラーがおすすめの理由とは?

ノンジアミンカラーはジアミンアレルギーの方だけではなく、カラー剤のアルカリでかぶれたり炎症をおこした方へもお勧めです。

カラー剤のアルカリが少ないので、髪や頭皮を痛める可能性も通常のカラーに比べて少なく、髪を傷ませたく無いかたにもうってつけのカラーです。

また、トリートメントが主成分のペースになっているので、仕上がりは艶々サラサラになり最高の手触りが手に入れられます。

しかしノンジアミンカラーにもデメリットもあるのです。アレルギーが無く肌が弱く無い方で、こだわったカラーをしっかり染めて長く持たせたい方は通常のカラーをお勧めします。

どうしてもカラー剤により長所も短所もあるのです。カラー剤の長所を生かし染める事で満足する確率があがるのです。

染まり方や色味の拘りは多少妥協しても安全性や髪を傷ませたく無い方は、ノンジアミンカラーで染める事をお勧めします。

最近では色々な物質にアレルギーを起こす方が後をたたない状況から、ジアミンアレルギーでも肌が弱く無い方でもなるべく安全性が高いカラーという事で、あえてノンジアミンカラーを選ばれるお客様が増えています。

よーく美容師さんと相談して何が1番優先したいのかを考えてカラーを選ぶ事をお勧めします。

またノンジアミンカラーに慣れている美容室のスタイリストに、自分の好みや悩みを相談する事で的確なアドバイスをもらえる事でしょう。

Art-Noiseのノンジアミンカラーとは?

Art-Noiseでは沢山のメーカーから様々なノンジアミンカラーが発売されていますが、テストを繰り返し、染まり方や安全性を確かめてからお客様につかっも大丈夫なカラーか確かめて扱っています。

現在その中から2種類のノンジアミンカラーを扱い、お客様の好みや髪や頭皮の状況に合わせて選んで使っています。

また、現在扱っているノンジアミンカラー剤より良いものが誕生すれば、より良いものを扱える環境を保つ為に扱うようにしています。

以前に扱っていたノンジアミンカラーは、現在扱っているものよりも白髪などに染まりが悪く、染め直す事もありましたが、今のものは内容成分が改善され、色素量も増え、染め方も変化した事で殆どの方が染まらないという事は無くなりました。

また染める為の施術時間も以前のような複雑な工程を踏む事が無くなったので、かなりの時間短縮となり、通常のカラーをする時間にほんの少し増やす位の時間で終わるようになりました。

アートノイズの起きないからもだいぶ楽になったと言われます。但し、薬剤の改良や工程改善などを行なってもまだまだ通常のカラーが勝っている部分はあります。

ですから、色味に拘ったり色持ちを希望される場合は通常のカラーをする事もお考えください。

アートノイズはノンジアミンカラーを扱ってもう6年以上の月日が流れてます。ノンジアミンカラーをするなら経験豊富なスタイリストがいるArt-Noiseにお任せください。その経験の中からお客様にあったカラーを提案します。

アレルギーの方や肌が弱い方、カウンセリングやパッチテストは無料で行っています。ノンジアミンカラーは髪質などにより染まりづらい場合もありますが、お客様のお悩みや希望に真摯にお付き合い致します。

ぜひ一度ご相談ください。尚、ご相談はお電話やネット予約でも承ります。

ノンジアミンカラーなら池袋美容室アートノイズ