パーマ後は髪を数日結わかない

パーマをかけた後や縮毛矯正をかけた後はよく美容師さんに数日の間、髪をきつく結わかないでくださいと言われませんか。

私もお客様からこの事をよく質問されます。

何故数日髪を結わかない方がいいのか。

実はパーマや縮毛矯正をかけた後でも数日間はまだパーマや縮毛矯正の薬剤の反応は完全には収まっていないのです。

髪はパーマや縮毛矯正の一剤でアルカリ性に傾きます。その後髪が反応を起こし二剤で元の弱酸性に戻していくのですが実はパーマや縮毛矯正をかけた後も約2日くらい髪が弱酸性に戻る途中なのです。実はパーマや縮毛矯正の二剤である程度弱酸性に戻りますがそれから二日間は空気の力で徐々に弱酸性に戻ります。

ですからその2日間の間はまだ髪はアルカリ性を保った状態です。その間にゴムで強く結いたりする事でゴム跡がついたり根元が折れるなどの現象が起こりやすくなります。

ですからその2日間約48時間は根元を強く抑えるような事やゴムなどで強く結わくような事は出来るだけ避けてください。

その後も完成に弱酸性に戻るには1週間程かかると言われていますが特にその2日間は注意が必要になります。お気をつけてください。

またアルカリ性に片寄っているという事はキューティクルに隙間が出来ているという事なので髪の大切な栄養分のアミノ酸が髪の外部に流出しやすい状態なのであまり強い洗浄力のあるシャンプーで洗ったり髪が濡れた状態で長い時間過ごす事は辞めましょう。更にアミノ酸が流出しやすくなります。

またどうしてもこの1週間はアミノ酸が外部に放出しやすい状況ではありますので髪に必要なアミノ酸が沢山含まれるトリートメントなどを使い毎日のケアを怠らないようにしましょう。

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